4年間「納豆」を食べ続けてわかったこと
はじめに
高校あたりから大学生ぐらいまでの期間、つまり男の私が四年くらい納豆を食べ続けて感じたことについて書いていきます。
わかったこと
費用は案外かかる
まず、食べる為にはまず納豆を買ってこないといけません。つまり、当たり前ですがコストがかかります。確かに納豆は3パックで100円程度とあまり食品としては高い値段ではありません。しかし、健康に関する効果を得たいのなら、継続して摂取をしなければ意味がありません。
つまり毎日食べなければならず、継続的にコストが発生します。
普段食べている野菜の上に納豆をプラスをした場合、
例:3パックで108円の納豆を毎日1パック食べた場合
365÷3=121.6(以降四捨五入)
122×108=13,176円 ・・・一年でかかるコスト
13,176÷12=1098円 ・・・一ヶ月でかかるコスト
となります。
この数字を見て安いと思うなら納豆を食べ始めても良いのではないでしょうか。私は今日までの四年間、つまり高校生のあたりから食べ始めたので大体5万円くらい支払っていることになります。
2018年2月22日追記↓
すいません。途中から一日2個とか3個食べてる時期がありました。
というのも「一パックに含有されている大豆イソフラボンの量を考慮すると、一日2パックくらいが良い」とネットのどこかの記事にあったからです。
ですので実際には約10万くらい払っていたと思います。結構かかってますね・・・。
効果はやっぱり分からない
私が納豆を食べ始めた理由は、いつの日か葛西紀明さんがテレビで「納豆すごい」と言っているのを見て蒙を啓かれ、納豆について検索して納豆の成分が良いと知ったからです。
それだけなら良かったのですが、あまりリテラシーがなかったものですから納豆を盲信してしまったんですよね。「納豆を盲信していた」なんて変な響きですが、「こんなに素晴らしい納豆さえあれば他に野菜なんていらないんじゃないか」などと意味不明な万能感を抱いてしまったんですよね。わけもなく万能感を抱いてしまうような高校生が私でしたので、納豆にもこれが派生してしまいました。中二病の一種です。
かくして、納豆は食べるけど他の野菜は一切食べないということを実践していました。
そうなるとどうなっていったか。
栄養不足になって、肌荒れしたりニキビが増えたり体臭まで何だか臭くなったような気がします。あくまで気がしただけですが。
当然大豆だけで全ての必要な栄養を十分に補えるはずありませんからね。
ここまで行って初めて自分の愚かさを知りました。やっと夢から覚めたような感じでした。
それからは野菜も取りつつ納豆を食べ続けるようにしました。
しかし、納豆しか食べていなかった時の状態から回復した後から、いつまでたっても以前の食生活で普通に野菜を食べていた時以上の健康状態になれたとは思えませんでした。というか変わったのかどうかすら分かりませんでした。
「納豆だけ」は当然だめ
これが全てです。自分が本当により健康になれたか自分では知ることができません。せいぜい今日は気分が良いなくらいではないでしょうか。
結局、健康診断を受けて実際の健康状態を調べない限り、健康体かどうかなんて分かりません。
納豆は確かに栄養価が高い非常に優れた食べ物です。しかしそれに頼りきりではその内痛い目を見てしまいます。実際見ました。
あくまでひとつの食品に過ぎませんからね。過度の期待は禁物です。陳腐と言われても仕方ありませんが、やはりバランスが大事なのだと気づきました。できる範囲内で多くの健康的な食品を組み合わせて継続的に食べていく、出費はかさむかもしれませんが、現在は結局のところこれが良いのでしょうね。
具体的には、普段食べている野菜と一緒に納豆も食べる、つまりプラスアルファとして捉えるほうが良いと思います。
結論
普段食べている野菜のプラスアルファとして食べましょう。
そしてその前に費用のお見積りを。