かしこいに

大阪府在住の京都にある大学の学生。写真と読書が趣味です。

漠然としたビジネス目的の英語学習はやめよう

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日本では学校や英会話スクールなど様々な所で英語が教えられています。

「グローバル人材」「グローバル社会」「国際化」

などなど、私達大学生にとっては実に新鮮で刺激的で向上心が溢れてきそうなワードを駆使して、教育機関は英語学習を推進しています。

ひとえに英語といっても、その学習の目的は千差万別です。

ビジネスのための英語であったり、学問としての英語であったり、誰かとただ純粋にコミュニケーションを取るための英語であったりなど実に様々な目的があります。目的が違えば学習の最終到達点も人によって違います。

近年の潮流を見ますと、英語を学習する多くの人はビジネスのために英語を学習しています。TOEICの存在とその受験者数の多さがまさにそれを裏付けています。TOEICの公式サイトで配布されている資料によりますと、2016年度こそ少し減っていますが基本的には増加傾向にあります。

 

大学生の言う「就職してから使うかもしれないから英語を勉強している」という言葉ほど危ない言葉はそうないと思います。

 

私たちは大学生です。当然働いたこと、つまり社員としての労動経験なんてあるはずがありません。

ですから大学の教授の英語なんてできて当たり前というお言葉とか、大学の事務員たちのグローバル人材になるために英語を勉強しようというお言葉とか、ネットの掲示板で英語ができると有利になるぞという書き込みとか、現実の会社からの要請ではなく、間接的に様々な媒体から影響を受けて英語学習をしているのです。中には明確な目標がある人も当然います。英語教師やキャビンアテンダントなど、明らかに英語が必要な職業を目指している人がそれでしょう。しかし、そのような明確な意思を持って英語を学習している人が一体どれだけいることでしょうか。

大学生達の多くは実際の労動においての英語の使用について漠然としたイメージしか抱くことしかできないのです。

働いたことがないのですから当然です。就職してから使うかもしれないから、といった漠然とした気持ちだけで英語学習をするしかないのです。このような曖昧な目的で英語学習を継続できるのでしょうか。

確かに英語ができて海外駐在などができれば確かに給料は高くなるとは思います。しかし、それを明確な目標として定めれば、英語学習を継続できるのでしょうか、疑問です。

それすらも漠然としたイメージにすぎないのですから。実感のない漠然としたイメージのみで莫大な時間を英語学習に費やせますか。

 

大学や企業は、大学生に対して、ビジネスにおいて英語を使うという場面を実感できるような体験を提供し、ビジネスで英語を使うということに明確なインセンティブを与え、ビジネスのために英語を学習するということの意味を明確にした方が良いと思います。でなければ漠然としたイメージからの不明確な目的を持ったがために英語学習を挫折してしまう人が今後も量産され続けます。

 

だから大学の言う「グローバル人材」「グローバル社会」「国際化」などのワードを効くたびに少し空虚な響きがするのをいつも感じるのです。

このような甘美な匂いのするワードに負けて英語学習を始めてしまう方は間違いなくいます。そして挫折します。当然です。英語学習の目的の根幹が空虚なワードなんですから。砂上どころか、空中の楼閣です。地面へ一気に落ちていきます。ある程度の時期が来ると、何のために私は英語学習をしてるんだろうと考える時期がやってきます。そして終わりが来ます。

 

ですから、今から英語学習を始めようとしている人たちは、自身の目的が明確であるかを絶対に確認してください。明確でないのならやめるべきです。英語ができないからと言って人生が不利になるわけでは決してありません。

そして既に不明確な目的を持って英語を学習している人は、今一度自身の英語学習の目的について問い直してください。自分で新たな明確な目的を作るか、英語学習をやめるかの二択なような気がします。

 

上記の偏見の大体のベースはこの記事を見ると良いです。私の場合ですと、最初は漠然とビジネスのために英語学習を始めたが挫折して、その後は英語そのものに面白さを見出すといった流れですね。今は明確な目標がないので英語学習をしていません。

kasikoini.hatenablog.com